【なた豆】農業体験にいってきた【鹿児島が誇る特産品】

鹿児島県の特産品と聞くとなにを思い浮かべますか?さつまいも、焼酎、薩摩切子、いろいろとありますが、今回は鹿児島県姶良市を中心に多く作られている「なた豆」という農産物をご紹介いたします!(*´∀`*)

なた豆といえば、歯周病蓄膿症に対しての効果が期待されている注目の自然食材。小売店でいろいろな加工製品を見かけることもあります。でも「なた豆」そのものを見たことがある人は少ないのではないでしょうか?

これが「なた豆」だ!

f:id:kumakago:20170412151706j:plain

左は、アカナタマメの真っ赤な豆(種子)。約3センチほどの大きさです。右は、アカナタマメのサヤ。40〜60センチほどの長さ。夏頃には緑のサヤですが、十分に乾燥すると写真のような茶色になるそうです。

漢字では刀豆と書くのはおそらくサヤのかたちが刃物のような形をしているからでしょうか。西日本では腰につけた刀を意味する「刀佩(たちはき)」「帯刀(たてわき)」と呼ばれ、さらに鹿児島では「たてわき」から転じて「たっばけ」と呼ばれることがあったそうです。

個人的には「なた豆」という表現が可愛らしく感じるので、本記事では「なた豆」と書いていきます♪

なた豆のふるさと薩摩半島

鹿児島で最初になた豆が盛んに作られるようになったのは、なんと鹿児島市吉田地区。鹿児島中央駅から車で15分ちょっとの市街地が、なた豆のふるさとであったとはオドロキです!

なた豆は、中国からサツマイモなどと同様に1605年ごろ日本に伝来したと言われています。勢い良くグングン成長することからとても縁起のよいものとして、あの島津義弘篤姫も大切に扱っていたそうです。

現代では種子(豆)を生薬やお茶として使うことが多いなた豆ですが、緑色のまだ柔らかいサヤを細切りにして味噌漬けにしても美味しいとのこと!鹿児島では江戸時代からお茶請けとして愛されている郷土フードで島津義弘篤姫も食べていたのかも?無事に収穫できたら作ってみたい!

いよいよ種植えの体験へ

 

f:id:kumakago:20170412161530j:plain

場所は、鹿児島市内から車で30分(高速利用)姶良市蒲生町。県道の脇にある、こちらの畑が、今回わたしがなた豆の栽培体験をさせていただく畑です。

f:id:kumakago:20170409204857j:plain

今回こちらの野元幸雄さん(薩摩なた豆生産者の会)とのご縁あって、畑をすこしお借りして、なた豆の栽培方法について勉強させていただけるのです。野元さん、ありがとうございます!

f:id:kumakago:20170412161008j:plain

もうウネも黒ビニールシートも出来上がっている状態。慣れた手つきで、植える場所を指示していく野元さん。肥料のはいったふわふわの土をセッティング。いよいよ植え付け。

f:id:kumakago:20170412161015j:plain

こちらが、わたしの植えるなた豆ちゃん。3センチくらい、ぷっくりと大きく、ずっしりとしています。この黒い筋の部分が発芽するところだそうで、指で3センチほどの深さの穴をほり、黒い筋が下になるように気をつけながら植えていきます。

f:id:kumakago:20170412161028j:plain

このあと、見えなくなる程度に上から土をかぶせて種植え終了。1つあたり30秒ほどですぐ終わります(^^)

4月上旬に植え付けをし、約2週間でふたばに、7月頃にが咲き、そのころには私達よりもずっと大きく3メートルほどの高さまでツルがのびるそうです。(それより高く延びてしまうと危険なので、通常3メートルほどで切りそろえる)

これから、このなた豆ちゃんの生育についても引き続き紹介していこうと思います!

おまけ

f:id:kumakago:20170412170441j:plain

おみやげとして、なた豆元気茶となた豆歯磨きを頂いたので後日使用レポします♪

関連記事

kumakago.hatenablog.com

謝辞

本記事の執筆にあたり、なた豆の歴史や製造方法などについて薩摩なた豆生産者の会様、なた豆加工品を製造されているヨシトメ産業様にご教示いただきました。鹿児島が誇る素晴らしい特産品「なた豆」について学ぶ機会をいただき、心から感謝いたします。